2022年を振り返って

びおソーラーの松原です。

本日(12/28)が仕事納めとなりますので、社内の大掃除をしていました。あっという間の一年でしたが、何をやったのか、何を残せたのかを改めて振り返ってみると、今年の最初の仕事は、アフリカ・ガーナで実施する太陽熱を利用したナッツ類の乾燥実験用のソーラー部材の設計からでした。現地で収穫したナッツ類をできるだけ短期間のうちに乾燥させてやらないと加水分解して品質が低下してしまうので、これを改善するために太陽熱を利用したいというお話で、びおソーラーの集熱パネルが遠くアフリカの地へ行くことになりました。すごく短い準備期間で多くの部材を設計、製作しなければならなかったので大変でしたが、夏頃から始まった実験の結果は良好との事だったので、とても嬉しく思いました。

その後は、今年の傾向として設計事務所案件が多かったです。「施主の要望でびおソーラーを導入したいのだけれど」という相談が増えてきて、少しずつですがびおソーラーの事が知られるようになってきたのかな?と感じた一年でもありました。設計事務所案件の場合、びおソーラーの施工経験がない施工店の場合は、必ず施工指導を受けてもらう事にしているので、現場へ行く機会がグンと増えました。そのお陰で色々な方と知り合う事ができたし、新たに学ぶことも多くあったので、とても良かったと思います。

さて来年はどんな年になるのでしょう? ガーナプロジェクト以降、太陽熱木材乾燥についての問い合わせが増えているので、具体的な案件が始動する事になりそう。青トラ訪問記で紹介できるように頑張りたいと思います。

一年間お付き合いいただきありがとうございました。また来年もびおソーラーを宜しくお願い致します。よいお年をお迎えください。(松原美樹)