びおソーラーの秋

朝晩が、少し寒いなあ、と思ったら、びおソーラーの季節スイッチを「冬」に。
冬に備えて、コンクリートをあたためていきましょう。
けれど、そこまで冷え込まない日もあります。スイッチをうまく切り替えながら、住みこなしてください。

秋の基本的な動き

びおソーラーの季節スイッチには、「秋」というモードはありません。
秋、涼しくなってきたら、季節スイッチを「冬」に切り替え、冬に備えてコンクリートに蓄熱をしていきます。
夏場は蓄冷されていたコンクリートを、今度はあたためてあげる番です。

びおソーラーの秋

ファンの風量は、「弱」にしたほうが集熱温度が上がりやすくなります。

びおソーラースイッチ

※SS-F12/14、循環運転機能付き等の場合、風量調整が出来ないものもあります。

秋の運転にはちょっと注意を

けれど、秋や春の「中間期」には、ちょっと注意が必要です。
びおソーラーの季節スイッチは、「夏」と「冬」しかありません。これらは、以下のような温度帯で、それぞれ取り入れ運転を行います。

冬モードの場合、集熱パネル内の温度が25℃を超えると運転し、20.5℃を下回ると停止します。
夏モードの場合、同じく30℃を下回ると運転し、34.5℃を超えると停止します。

夏モードでも、冬モードでも、パネル内の温度が20.5℃~34.5℃の場合は、運転します。

夏冬モード毎の運転

たとえば、冬モードにしていても、集熱パネル内温度が20.5℃を下回らない場合は、運転が止まりません。

まだそれほど冷え込まない秋の場合には、冬モードでは一晩中運転し続ける場合があります。
一晩中、とまでいかなくても、夜間になっても止まらずに動き続けることがあります。

そうなると、20℃強の空気が入り続けてきて、寒く感じる、ということがあるかもしれません。
そうした日には、夜間には運転スイッチを「切」にしてください。

秋が深まり、夜も低い温度が続くようになってきたら、運転スイッチを付けたままでも、びおソーラーは夜間に停止するようになります。

一見すると、面倒なことに思えるかもしれません。
けれど、暑かったら窓を開ける、寒かったら日差しを取り入れるためにカーテンを開ける、といったことと同じ様に、びおソーラーも、外の気候にあわせて、ちょっと手をかけていただくと、より自然の力を活かせます。「住む」って、そういうことなんじゃないでしょうか。

旬をたのしもう

焼き柴栗
先日出かけたときのこと。たくさんの栗の実が道に落ちて、割れているのを目にしました。どうやら近所の子どもたちが中身を持ち去った様子。いくつか無事だったものを持って帰ってきました。そんなわけで、今回の『季節をいただく』は、「焼き柴栗」です。