厳しい冬が明けると春がやってきます。「春夏秋冬」という言葉の並び、そして「青春」という言葉に代表されるように、春は「一番最初の季節」として扱われます。とはいっても、実際の四季は、途切れることなく連続しています。冬の厳しさを残した春の日もあれば、初夏の穏やかな表情を見せる日もあります。そんな「中間期」も、びおソーラーが本領を発揮します。
春の働き
びおソーラーは、冬の間、おひさまを集熱して、家に蓄熱してきました。
蓄えてきた熱が、いち早く春を先取りしてくれます。
春とは言っても、朝晩は冷える日も少なくありません。しばらくは「冬モード」のままで、集熱・蓄熱をしておきましょう。
昼間、在室時に暑いと感じたら、窓を開けて換気をしてください。
夜にも寒さを感じることがなくなってきたら、季節スイッチを「夏」に切り替えましょう。
びおソーラーと花粉
この季節は、スギ花粉が心配な方も多いでしょう。
びおソーラーは、外気をあたためて取り入れますから、スギ花粉を一緒に取り込んでしまうのでは、という質問をいただくことがあります。
これまでのところ、びおソーラーの運転により、吹出口から花粉が舞うような事例は報告されていません。
スギなどの花粉は、気体の成分と比べて重量があります。びおソーラーの集熱経路で流れる空気の速さはとてもゆっくり(室内側では秒速数十cm程度)で、かつ、その経路はかなり長いので、花粉を室内に積極的に吸い込むほどの吸引力はありません。
このため、通常は、特別な対策は必要ないと考えています。
なお、立地条件などによって、大きな粒子が室内に入ってくる可能性がある場合や、室内循環運転でハウスダストが気になる場合などに、大きな粒子を捕集できる「断熱フィルターボックス」をオプションで用意しています。
旬をたのしもう
味噌づくりって、やってみると意外と簡単なんです。「手前味噌」という言葉があるように、自分でつくった味噌は、なんといっても美味しい、のです!