青トラ訪問記・みちくさ編
びおソーラーの松原です。
7月11日で旅程の半分を消化しました。12日(日)は大分県の臼杵からフェリーで愛媛県の八幡浜へ渡り高知を目指します。四国は当初の予定には無かったのですが、高知や徳島でびおソーラー関連の動きが出てきたので、出直すよりもこのまま行った方が早いと思って海を渡る事にしました。今回は「はるばる九州、四国まで行って仕事しかしとらんのかい!?」と言われないように仕事以外で見たもの、感じたこと等を書きたいと思います。
日向岬・馬ケ背の柱状節理に感動!
長距離の移動では、ずっと運転席に座り放しになるので時々下りて歩くようにしています。そうしないとお尻がぺったんこになって足が痺れてきたり、腰や背中がガチガチに凝り固まってしまいますからね。7月7日の宮崎県日向市の仕事の後、日向岬・馬ケ背の柱状節理を見に行きました。自然がつくり出したダイナミックな造形に感動です。
私も廃墟マニア?リニア実験線跡に萌え萌え♡
世の中には廃墟マニアという人たちがいるそうですが、私にもその気があったみたいです。日向から鹿児島への移動中、田んぼの中を一直線に伸びる高架橋を見ました。「何だろう?」と思ってしばらくこれに沿って走ったのですが昔のリニアモーターカーの実験線でした。現在は山梨県ですが私が子供の頃は宮崎で実験していたんですよね。終点がどうなっているのか気になって高架の末端部を見に行ってしまいました。廃墟マニアの世界に足を踏み入れてしまったみたいです。
雨とコロナがこれ以上酷くなりませんように!
7月12日(日) 臼杵港からのフェリーに乗る前に「臼杵の石仏」にお参りしました。ずっと雨ばかりでお日様が恋しいので大日如来さんにお願いしてみようと思ったのです。ついでにコロナが終息するようにとお祈りしましたが、願いも虚しく日に日に感染者が増えている今日この頃です。
坂本龍馬 脱藩の道をあと戻り
八幡浜から高知までは山越えとなり、幕末の志士・坂本龍馬が脱藩したルートを逆走しました。愛媛県から高知県に入ったところに梼原という集落があります。司馬遼太郎が龍馬・脱藩の道を訪ねた「街道をゆく・梼原街道」は、まさに今回走っているルートなのです。私も昔、龍馬にハマった時期があり「梼原街道」も読んだので、高知までの通り道に司馬遼太郎の足跡を辿ってみることにしました。
いつも出迎えご苦労さま!
徳島県の神山町へ来るのはこれで5回目。村外れに立つ人形のことが気になっていたのですが、今回初めて車を止めてみました。いつも出迎え、見送りご苦労さまです!
巨匠と自然美と技術の粋
7月15日(水) 四国(徳島県)から淡路島を通って久しぶりの本州(兵庫県)に戻ってきました。淡路島では国営明石海峡公園で一休み。ここには建築家・安藤忠雄氏が設計した「奇跡の星の植物館」がありますが、残念ながら「本日貸切」との事で入館できませんでした。ちょっとリニア実験線を連想してしまうような雰囲気だったので、気分を変えるために「絵島」へ移動。砂岩の地層が美しかった!やはり自然美はいいですね。そして我が国の橋梁技術の粋を結集してつくられた明石海峡大橋。いつもは上を通過するだけですが、下から見上げると「すごい!」の一言です。