田部モデルハウス(奈良)

設計:スタジオ・あさか(埼玉) 施工:木村建設(奈良)

奈良は寒暖差が激しく、地元工務店の木村建設も「一年中快適に暮らせる家」を基本に家づくりに取り組んできました。モデルハウスには、従来のやり方に加えて、パッシブデザインや新しい取り組みが実験的に盛り込まれました。日射取得の手法のひとつとして「びおソ-ラ-」もその一つとして採用しました。

吹抜のあるLDK。階段脇にびおソ-ラ-の立ち下がりダクトが見えます。

室内の壁と天井は漆喰仕上。お日様の光を柔らかく拡散します。

吹き抜けに面した窓からは、冬の日差しを建物内部の奥まで届けます。
TV台と繋がる幅広の窓台はベンチにもなり窓辺で季節を感じながらくつろげます。

北側に面し窓からは散乱光の明かりで落ち着いた室内。趣味の部屋、勉強部屋、テレワ-クスペ-スと時の変化に合わせて多様の用等が可能です。

東西に長い敷地条件。南面の植樹は建物に迫り室内にいても森の中にいるように感じます。
夏は太陽の日射を遮り。冬は落葉して陽射しを取り込みます。

寝室の内雨戸は無双を仕込みました。光や風をコントロールする仕組みです。内部のプライバシ-を保ちながら外の景色も楽しめます。

設計:スタジオあさか
施工:木村建設