静岡県浜松市 三室さん

びおソーラーを手掛ける手の物語有限会社のお膝元、浜松市には、おかげさまで、びおソーラーの家がたくさん建っているにも関わらず、これまで浜松市の住まい手さんを紹介していませんでした。
これではいけない、浜松から発信しなければ、ということで、浜松の入政建築さんにお願いをして、住まい手さんをご紹介いただきました。

今回、お話を伺った三室千菜美さんは、浜松市東区のご自宅で、「浜松で一番小さなフェアトレードのお店」と銘打つ「zakka + fairtrade 晴天(せいてん)」を営まれています。
三室さんの家は、入政建築の設計・施工で3年ほど前に建てられました。入政建築の新野恵一さんと一緒にお話を伺いました。

外観

三室さんの家。右手は併設のショップ。

最初は予算の関係もあって、びおソーラーは見合わせようか、と考えていた三室さんですが、2階の北側の子ども部屋が寒いかな、と気になっていました。
でも、よくよく考えて、長い目で見たらやったほうがいいんじゃないかと、一旦進んだ家の計画に、途中から追加、というかたちでびおソーラーを導入いただきました。

三室さんと新野さん

三室千菜美さんと入政建築・新野恵一さん

屋根で集熱した空気は、通常は床下に送られますが、途中に「切替ダンパーボックス」を設置することで、空気の経路を切り替えて直接室内に吹き出すことができます。三室さんの家では、2階の子ども部屋を通る立ち下がりダクト部分に切替ダンパーボックスを設けて、子ども部屋を暖めたいときに手動でダンパーを切り替えています。これがすごくよかった、と喜んでいただいています。洗濯物を室内干しするときにも、よく乾くし、夏の夜には涼しい空気が入ってくるし、と、活躍しています。

切替ダンパーボックス

2階に設けられた切替ダンパーボックス

冬場も、天気のいい日は、朝に少しエアコン暖房を入れることがありますが、朝のうちに切ってしまっています。中間期(暖房を入れるかどうか、という微妙な時期)にはほとんどエアコンがいらなくて、とても快適に過ごされている、ということでした。

三室さんにお話を伺った様子の動画です。

ショップと三室さん

ショップと三室さん

浜松で一番小さなフェアトレードのお店「晴天」

ショップ中

小さなショップにギュッとならぶフェアトレードアイテムの数々

コロナ禍のなか、ご協力ありがとうございました。とても楽しく過ごされている様子が伝わってきて、こちらも嬉しくなりました。


zakka+fairtrade 晴天(せいてん)
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