青トラ訪問記・大分県 木楽舎さんの夢

びおソーラーの松原です。

しばらく投稿出来ていませんでしたが、その理由は長~い旅に出ていたからです。こんなコロナ感染が拡大している時に非常識な!と思われてしまうかもしれませんが、訪問先の意向を確認した上で、細心の注意を払いつつ、やるべき事をやるために出張しました。期間は7月6日(月)~17日(金)までの12日間で、九州と四国を周りました。訪問先で見たり、聞いたりした事を数回に渡って報告したいと思います。

青トラ出動!

今回の出張の大まかな旅程は、7月6日に浜松を発って大阪へ向かい、フェリーで大分県の別府まで移動します。その後、宮崎、鹿児島、福岡と周り、12日(日)に臼杵(大分県)から八幡浜(愛媛県)へフェリーで渡って高知県へ。高知、香川、徳島と四国を周って15日に兵庫県まで戻り、関西の工務店、設計事務所を訪問しつつ浜松へ帰るという、周囲からは「無謀!」と言われてしまうようなスケジュールを青トラ君と二人で頑張ってきました!

青トラ

出発準備完了!これから走行距離2700kmの旅が始まります。

大阪からのフェリーは密を避けて個室に籠っていました。船内のレストランも営業していなかったので、乗船前に買った弁当を一人寂しく食べながら・・・ コロナも心配ですが一番気掛かりなのは九州の大雨です。直前に熊本県で球磨川が氾濫し、大きな被害が出ていましたから、果たして予定通りに進むことが出来るのだろうか? そんな不安を感じつつ、瀬戸内海航路のフェリーにしては結構揺れましたが無事に別府港に到着しました。

(株)木楽舎の現場を訪問

大分の(株)木楽舎さんは町の工務店ネットの会員です。安東専務に案内していただいて別府市内で建築中のびおソーラーの家を訪問しました。別府湾を見下ろす高台にあって、天気が良かったら最高の眺めだと思うのですが、この時は車から降りるのがためらわれるほどの豪雨でした。この家のお施主様は、今年の2月に木楽舎さんを訪問した際に「びおソーラーについて詳しく知りたい」と言われて私が直接お話した方で、図面を見ながら導入計画の相談にのったという経緯があります。タイミングが合えば今回、部材をお届けすることも出来たのですが、残念ながらその工程に達するのはもう少し後になりそう。 完成がとても楽しみです!

木楽舎

別府のびおソーラーの家

木楽舎さんの夢

別府から一山越えた大分県由布市の庄内という所へ案内していただきました。大分市からでも車で30分くらいの距離だそうですが、長閑な「里山」という感じの風景が広がっています。ここにある古民家を木楽舎さんが購入され、少しずつ手を入れながら家づくりの情報発信の場にしようという計画なのだそうです。古民家の軒先からの眺めは、目の前を流れる大分川に向かって段々と下っていく感じで、この日は増水して茶色く濁っていましたが、穏やかな日であれば水と緑のバランスがいい素敵な景色だと思います。安東専務の構想として、この地に小さな体験宿泊棟をつくり、キャンプ感覚で過ごしてもらえる場を設けたいとの事。キャンプと言えば「夏」ですが「冬」でも心地よく過ごしてもらえるように「びおソーラー」を考えており、自然との調和を大切にする家づくりを提案して行きたいとの事でした。私たちも木楽舎さんの夢の実現に協力させていただきたいと思います。

(株)木楽舎 あんどう住宅設計室:https://www.kiraku-no-ie.jp/

庄内コミュニティ

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