青トラ訪問記・尾堂産業さんの新たな試み!

びおソーラーの松原です。

鹿屋の新建ホームズさん訪問の後は、垂水へ出てフェリーで鹿児島へ渡りました。次の目的地は鹿児島県日置市の尾堂産業さんです。相変わらず雨は弱まる気配がありません。晴れていれば雄大な桜島を見ることができるのですが今日は厚い雲の中です。垂水フェリーに乗ったら名物の”うどん”を食べなければ!これを結構楽しみにしてきたのです。

尾堂産業さんの新たな試み

尾堂産業さん(町の工務店ネット会員)も、びおソーラーを標準で採用していただいている工務店さんです。現在、新しいモデルハウスを建築中という事で訪問させていただきました。尾堂社長に最初に案内されたのは木材置き場と加工場です。今回のモデルハウスでは「黒心材」を外装材に使えないか?と考えており、製材した黒心材をじっくりと乾燥させた上で圧を掛けて内部から出てくる油分で材表面をコートし、塗装で持たせるのではない外装材に仕上げようとされています。木材乾燥庫も見せていただきましたが黒心材は水分が多くて乾燥させるのがとても難しいとの事。材から出る多量の水が排出されていました。モデルの外壁を仕上げる量を確保するためには「もっともっと製材して乾燥させなければならないので大変!」と話す尾堂さんですが、新しい試みにワクワクされている感じが隣にいても伝わってきます。

尾堂産業

製材を待つ黒心材

尾堂産業

乾燥中の黒心材

次に建築中のモデルハウスの現場を案内していただきました。ここではこれまでに培ってきた家づくりの手法に新しい試みを加えた「これからの尾堂産業の家」を見てもらえるようにしようとされています。雨続きで外回りの工事がなかなか進まないようですが、先ほど見せていただいた黒心材の外壁がどんな印象を与えてくれるのか?完成が楽しみです。

尾堂産業:https://www.kirakunaie.co.jp/

尾堂産業

新モデルハウスの模型 (手前がモデルハウス、奥は尾堂さんの自邸)

尾堂産業

尾堂産業

尾堂社長と一緒に