びおソーラーのある暮らし
びおソーラーには「季節」というスイッチがあります。そして「冬」と「夏」が選択できるようになっており、その時期の温度状況に応じてモードを切り替えていただきます。
「冬モード」、「夏モード」と言われると何月〜何月までが「冬」で・・・という感じで捉えられるかと思いますが、びおソーラーの場合の「季節」の選定方法は「暖かい空気が欲しければ冬」、「涼しい空気が欲しければ夏」、「どちらもいらなければ切」というのが正しいでしょう。
暖かい空気を望んでも太陽が出ていなければ得られませんし、涼しくしたいと思っても日が沈んで温度が下がらなければ動かない、熱源が太陽と夜空しかないびおソーラーにエアコンのような働きを求められても、それに応えることはできません。いつから「冬」あるいは「夏」にするかは、住まい手の肌感覚で選択していただく事になるので、季節の移り変わりを感じながら、びおソーラーを上手く使いこなしていただければと思います。
季節のたより
季節ごとのびおソーラーの住みこなし方を紹介します。
春のびおソーラー
梅雨のびおソーラー
梅雨時は、他の季節に比べると、室内の環境が変わりやすく、びおソーラーをどう運転するか、悩まれる方が多いかもしれません。
びおソーラーのスイッチを使い分けて、梅雨をうまく乗り切りましょう。
夏のびおソーラー
長い梅雨が開けたと思ったら、猛暑がやってきました。夏のびおソーラーは、「昼間はファンが停止」、「夜間に外気を取り入れ」が基本の動きです。
夏はどんなタイミングで動き、止まるのかを知ったうえで、涼しく過ごせるように工夫してみましょう。
秋のびおソーラー
朝晩が、少し寒いなあ、と思ったら、びおソーラーの季節スイッチを「冬」に。冬に備えて、コンクリートをあたためていきましょう。
けれど、そこまで冷え込まない日もあります。スイッチをうまく切り替えながら、住みこなしてください。
冬のびおソーラー
二十四節気のびおソーラー
「冬至」や「夏至」、「秋分」や「春分」は、今でも使われるので馴染み深いものですね。この他にも、全部で24の、季節を表す暦が二十四節気です。昼の長さが一番短いのが冬至、一番長いのが夏至です。秋分、春分は、昼と夜の長さがほぼ同じです。二十四節気は、太陽の動く道筋(黄道)を、およそ15日ごとに24分割して割り当てたものです。