「自然室温で暮らせる家」とは
「自然室温」とは、冷暖房をしていない状態の室温のことです。
現代の技術をもってすれば人工的な光や熱を用いて温度、湿度、明るさなどをボタン一つでコントロールする事ができます。最近は「24時間いつもでも快適」が良いとする考え方が広がってきているようで、設備への依存度がどんどん高まってきているようです。
人間ってもっと自然に順応できる生き物なのではないのでしょうか?
自然に抗うのではなく、自然を上手に利用して「快適」に導く家。
びおソーラーが実現したい住まいの環境とは、まさにそのような考え方の「自然室温で暮らせる家」です。
自然と応答できる建築に、太陽や風といった自然エネルギーを取入れる事により設備に依存せずに快適な温熱環境を実現しようという考え方です。
自然エネルギーは気まぐれでなかなか人間の思い通りにはなりませんが、自分たちにとって必要なものは積極的に取り入れ、入ってきては困るものはしっかり遮る。
季節の移り変わりに合わせて上手く応答できる仕掛けを持った建物をつくる事が大切だと考えています。
実現するための6つのポイント
このさきは、設計者むけの、ちょっとむずかしいお話です。